「福地山」の記事一覧
今年は紅葉の当たり年かも。。。
今日は草円の庭先にある実がなる木々を
少しばかりご紹介いたします。
下の写真は ニシキギ です。
葉は真っ赤になり、赤い小さな実がついて冬の間も
そのかわいい実が落ちません。
次は マユミ です。
夏までは、まったく目立たない
どこにでもある木ですが、秋を迎えると
その魅力に魅了されます。
可愛い実は、深紅色のものとピンク色のものが
この辺りでは見られます。
こちらは、いちい(一位)です。
あの一刀彫のあのいちいです。
天皇の笏(しゃく)は現高山市(旧宮村)にある
位山のイチイでつくたものだそうです。
ご来福のみなさま、本日はご利用いただきありがとうございました。
またの、ご利用をお待ちしております。
奥飛騨 福地温泉 in 飛騨高山
山里のいおり 草円(そうえん)
お問合せ 0578-89-1116
人気のトレッキングコース 福地山(1671m)3/1
今年は、多くの方々が、
福地温泉にあるトレッキングコース ⇒コースはこちらを必ずクリックしてね!
福地山トレッキングを楽しんでいます。
春から夏、そして、秋は勿論ですが、
冬の間に、びっくりするほど、多くの方々が登っていました。
ここは、海抜1,000mの飛騨山脈(北アルプス)の麓。
残念ながら、この日は雲底が2400m付近
ちょうど木の生えない高山帯が雲に隠れていました。
写ってはいませんが焼けだけは全容が真っ正面に見えました。
でも、雲が手が届くほどの所にあり、その不思議な感じが良かったです。
福地温泉は厳冬期おいて
マイナス15~20度近くまで気温が下がる地域で、
そんな日には、福地山の山頂は、
本格的な冬山装備がなければ登ってはいけない山ともいえるでしょう。
ところが、この福地山トレッキングコースは、
・道が整備されていること
・山頂まで片道2時間半程度
・単独峰と言っていいので、道に迷いにくい
・そして何より、眺めが最高に良い
ということで、装備さえしていれば比較的登りやすい山なのです。
ただし、
・道中に水場はありません
・トイレもありませんので 携帯トイレを持参してください。
雪のある時期に登る楽しみは、
・冬山に行かなければ見れないスケールの大きい景色
・夏には目ざわりと思っていた木の葉が落ちて見通しが良い。
・積雪で視点が高いので、穂高連邦の反対側に白山連峰を望むことができます。
・雨が入った、2月下旬頃からは、足場も良く返って登りやすいぐらいです。でも、無理は禁物です。
◎特筆すべきは、青だる(青い滝)です。
見事なまでに荘厳で、すばらしい青い氷爆が見られるのです。
◎それと、なんといってもいい温泉があります。
福地山登山口の正面に、昔ばなしの里 石動の湯があって、
何とも言えない鄙びた感じが、下山後の汗だくの体を癒してくれます。
昔ばなしの里 石動の湯
同じエリア内の五平餅村(ごへいむら)に隣接しています。
大人500円の入場料を払って利用。
お風呂に入ってもいいし、入らなくてもいいが、
手作りの五平餅がもらえます。
住所 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地温泉110
電話 0578-89-2793
営業(10時~17時まで) 通年 *夕方4時半ごろまでに入村下さい。
休み 毎週水曜日 繁盛期はやってます。(不定休もあるのでお問い合わせください。)
☆隣の平湯温泉に日帰り入浴できる【ひらゆの森】がありますが、
おなじ500円でも五平餅は、ここ五平餅村(ごへいむら)でしかもらえませんよ!!
貸しスノーシューあります。
大人用 スノーシュー+ストック 一日800円 お願い⇒2組しかありませんのでご予約ください。
ランチボックス
お一人様 800円
(但し、午前9時30分に 昔ばなしの里五平餅村(ごへいむら)にてお渡し)
◎スノーシューセット+ランチボックス 一人1500円
◎スノーシューセット+ランチボックス
+五平餅村(ごへいむら)入場料(@500円)石動の湯入浴可+手作り五平餅1本付(通常200円)
お一人様 1800円
スノーシューセットやランチボックスは3日前までにご予約ください。
昔ばなしの里 石動の湯をご利用の場合は、
五平餅村(ごへいむら)の入場券(大人@500円)が必要です。
入場券は、手作り五平餅との引き換え券となります。
駐車場は福地山登山者用の駐車場があります。
現在は無料 他の場所には駐車しないようご理解とご協力をお願い致します。
お問い合わせ先
奥飛騨 福地温泉
昔ばなしの里
五平餅村(ごへいむら)
電話 0578-89-2793
FAX 0578-89-2793
午前9時~17時
福地山トレッキングルートの草刈
この写真は、6月8日に行われた福地山トレッキングルートの定期整備です。
草刈りや山道の整備が福地温泉の方たちのボランティアによって、毎年行われています。
集合したところで、さあ出発です。
登りかけると、直ぐに杉林を通り抜けます。
修理した山肌は、昨年修繕した箇所です。
第一展望台です。焼岳がご覧頂けるでしょうか?
東屋です。休憩の時にでもご利用ください。
道中でであった 二人静かです。
これは、篠原憮然というこの地で教育を説いた社会学者です。
明治時代の福地は、山間僻地の秘境でした。その中にあって、教育を説いた憮然はまさに神のような存在で、村人から厚い信頼を得ていました。
これは、その碑文です。
そろそろ、ここを出発します。
標高も上がってきて、周りの樹性も変わってきました。
しばらく歩くと第3展望台です。今日は、あいにくの曇り空で、遠くでは雷も鳴っています。
草刈りやルートの整備も、お昼過ぎからの雨が心配なので休む間もなく作業開始です。
山頂へ到着です。曇ってはいましたが、上まであがると気持ちいいですね。
雲行きが怪しくなってきましたので、下山します。
第三展望台より山頂を目指したときは気がつかなかったのですが、帰り道にこんな木を見つけました。これは、もみの木だと思うのですが、雷に打たれ、真二つに裂けていました。最近のもののようです。
もうそろそろ、降り出しそうなので急いで下山します。
これは、福地の化石です。国の特別天然記念物に指定されています。
このトレッキングルートには、無造作に中生代の化石が転がっていますが、学術的には非常に貴重で大学の教科書には必ず出てきます。ですので、絶対に持って帰るようなことはしてはいけません。
編集後記 案の定、下山途中に激しい雨となり登山口まで降りてきたときにはずぶぬれでした。 この登山口から道を挟んだところに昔話の里という施設があります。田頃家(不定休です。必ず確認してください。0578-89-2793)では、入浴や軽い食事ができ、この福地温泉から発掘された貴重な化石を展示してある資料館も併設されています(朝8時から夕方5時まで)
そのほか、萬葉館(毎週木曜休み 不定休あり 0578-89-3889)では、若き陶芸家がギャラリーと蕎麦どころ、喫茶を併設しています。ぜひお立ち寄りください。